心の在り様がすべて nowhere column vol.16

目は心の窓、目は口ほどに物を云う。
顔は履歴書、その人の生きざまが顕われる。
心の在り様、瞳の奥底の心の態度が源泉なのだろう。

人生観や世界観を変える素晴らしい詩(うた)がある。
サミュエル・ウルマン原作の『青春』をご存知だろうか?
青春とは心の若さであることを教えてくれている。

『青春とは人生のある期間を言うのではなく
心の様相を言うのだ。優れた想像力、逞しき意思、
燃ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を退ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ』

このメッセージに心を打たれた方も多いに違いない。
現場のマネジメントにおける心の態度も同様、
マインドリセットの大切さを思い知らされる。

老いて身体が動かなくなったとしても
自分が決めた成し遂げたいことがある限り
魂は朽ちることなく足るを知る精神が心をいやす。

何の役にも立っていないと自己卑下していても
どこかでつながり誰かの心の支えになっている。
木漏れ日のようにそっと優しく地面を照らして…

心の在り様など誰も問いかけてこない日常
敢えてルーティン化して自問自答するしかない現状
心にうごめく光と影が存在をアップデートする感情

どんな心持ちでいるのか?
どんな心意気で臨んでいるのか?
どんな心の在り方が望ましいのか?

いまここに存在するひとつの生命…
前もって用意されていたものではなく
生きている目的や意味は後付けでしかない。

どのような心の態度で日々を生きるのか?
一度しかない己の人生とどう向き合うのか?
すべては自分次第、すべては自分から始まる!