言葉遣いは品格の代名詞 nowhere column vol.20

品格とは人やモノから感じられる上品さや気高さ
人の立ち居振る舞いや雰囲気、外見から判断される
何より印象づけられる決定要素は本人が発する言葉

会社組織の代表である社長の言は常に注目されている
また国内外を問わず政治家は国民の代表者としての顔
一言一句メッセージは国家の品格を象徴するものだが…

近年の党首討論・街頭演説・政見放送を目にする度に
やるせなさや残念な気持ちが込み上げ不甲斐なく思う
言論の自由を履き違え、誹謗中傷がはびこるSNS

候補者同士の言葉のバトルはルール無用の場外乱闘!
相手を蔑み、侮り、こき下ろし、あざけり合う始末
現世に生きる日本国民として何ができるのだろうか?

まずは家族、職場、地域社会でご縁のある方々に対し
感謝と敬意の念を忘れず丁寧な言葉遣いで接すること
国籍を超えて老若男女問わず相手を思いやる寛容な心

このような普遍的な愛情や公正な根本思想があれば
関わる相手への言葉遣いや態度は変わってくるはず
無論、良質な見識と揺るぎない胆識が不可欠である

何のわだかまりもなく清らかで澄み切った心境に向け
日々の行いを内省して天命を全うする努力を続けよう
明鏡止水のゾーンに入れば品格も一流になるのだろう