進化するAI vs ヒトの真価 nowhere column vol.6

大谷翔平と並んで、ChatGPTの話題を目にしない日はない昨今。
OpenAIが公開した大規模言語生成AIモデルは画期的だ。
「ググる」というGoogle検索が死後になる日も近い。

進化し続ける生成AIであるChatGPT
AIが学習し、AIが編集し、AIが生成する。
膨大な過去のデータに基づいて瞬時にアウトプットしてくれる。

政治や教育現場、医療やビジネス界などにいたるまで、
幅広く社会の知的サポートツールとして活用されることだろう。
一方で、ChatGPTの「脱獄」といった犯罪の芽を摘む必要がある。

あくまで要約されたAI情報を活用するのはヒトであり、
模倣や悪用に転じてAIに使われてしまうようでは本末転倒。
自立した個人としての健全なる目的意識と自覚が求められる。

AIと共存する未来、ヒトに求められるのは『問いかける力』
設定と目標の入力(要件)によって、出力(答え)が変わってくる。
どんな問いを投げかけるのか?その精度と技量を磨く必要があろう。

AIと共存する豊かな未来に向けて大きく舵は切られた。
シンギュラリティ2045(技術的特異点)が加速した感がある。
進化するAIからヒトとしての真価が問われているように思えてならない。